明光グループコラム
Meiko's Group column
紫外線は大敵! 強い日差しから外壁を守る塗料のチカラ
コラム
春本番を迎え、ここ兵庫県でも日差しがぐっと強くなる4月。心地よい季節ですが、実はこの「紫外線」が、皆さんの大切なご自宅の外壁にとって最大の大敵であることをご存じでしょうか。
紫外線は、外壁の塗膜を構成する樹脂の結合を破壊し、塗膜の劣化を急速に進める原因となります。例えるなら、私たちの肌が日焼けするように、外壁も毎日紫外線に晒され、じわじわと「日焼け」しているのです。この「日焼け」が進むと、以下のような症状が現れます。
- 色褪せ: 塗膜の色が薄くなり、新築時の鮮やかさが失われます。特に濃い色の外壁ほど目立ちやすい傾向があります。
- チョーキング現象: 塗膜が劣化して粉状になり、外壁を触ると手に白い粉が付着します。これは塗膜の保護機能が失われつつあるサインです。
- ひび割れや剥がれ: 塗膜の柔軟性が失われ、硬化することで、わずかな負荷でもひび割れが発生しやすくなります。最終的には塗膜が剥がれて、防水性が失われることも。
このような劣化を防ぎ、大切な住まいを紫外線から守るためには、「紫外線に強い塗料」を選ぶことが非常に重要です。近年では、紫外線に高い耐性を持つ高性能な塗料が数多く開発されています。
例えば、フッ素塗料や無機塗料は、その代表格です。これらの塗料は、紫外線による劣化が非常に少なく、一般的なシリコン塗料に比べてはるかに長持ちします。初期費用は高めですが、塗り替えサイクルが長くなるため、結果的にライフサイクルコストを抑えることができる場合が多いです。
4月は、本格的な紫外線シーズンが到来する前の重要な時期です。ご自宅の外壁が色褪せていたり、チョーキング現象が見られたりする場合は、ぜひ一度専門業者に相談し、紫外線から家を守る最適な塗料について検討してみてください。適切な塗料選びで、太陽の強い日差しから住まいをしっかり守り、美しさを長持ちさせましょう。